先日、Bunkamuraザ・ミュージアムへ、かこさとし展を観に行ってきました。
かこさんの絵本を、子どもの頃に読んではこなかったのですが、今読んでもすごくおもしろくて勉強になります。
なにより子どもたちを楽しませようという、かこさんの優しさが込められていて、さらには、その時々の社会の問題提起もあったりと、作品ごとにかこさんの伝えたい想いが明確にあることがわかりました。
生涯で600冊を超える本を作られたということも凄まじいエネルギーで驚いてしまうのですが、好奇心、集中力、探究心、すべてひっくるめて、情熱を傾けて絵本を作ってこられたかこさん。圧倒されます。
展示の最後に、来場者へのエールが書かれていました。
もうかこさんはこの世にいないのですが、肉体はなくなっても、文章のなかに、かこさんの精神は生きていて、そのエールがまっすぐに心に響きました。
あたたかい人だなあと感じました。
かこさんを見習って、私もがんばります。
会場で、私はこちらの本を購入しました。
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『宇宙』(福音館書店刊)
読みながら宇宙の広さに思い馳せて、自分の心も広々としてきます。
かこさとし展は、9/4(日)まで。
ぜひ♪
2022