なつかしい読書

先日、燃え殻さんの小説を読んでいたら、なんとなく宮本輝さんの『泥の河』を思い出しました。

高校時代、宮本輝さんの短篇小説が好きでよく読んでいたので、ひさしぶりに読み返してみたくなり、ただいま宮本輝ブーム到来中です。

いろいろ読みたくて図書館で全集を借りてきました。

高校生当時は、『幻の光』『星々の悲しみ』『蛍川』など、宮本輝作品のタイトルの美しさに惹かれて読み始めたのですが、文体の品の良さも好きで、読みやすくもあり、人の運命や業のようなものが描かれながら、そのなかにキラッとした光を感じられるところがグッとくるポイントなのだと今あらためて気づかされています。

なつかしさにつかる2020年末。明日はがんばりすぎずにおせちを作りまする。

2020

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