(↑文章レッスン後に撮影。参加者のみなさまと若菜さん）
前置きになりますが、若菜さんの文章レッスンは、2年前に若菜さんのトークイベントを主催（https://emiwatanabe.tumblr.com/post/168449407470/）したときから頭にありました。
若菜さんの著書を読まれたことがある人はおわかりいただけるかと思うのですが、若菜さんの文章は、静かでユーモアがあって読んでいると落ち着きます。そんな文章を書ける人にできることなら弟子入りしたい。が、現代ではそんな風潮もなく、若菜さんにとっても、ご自宅に私がいるなんてことはご迷惑であろうと考え直し、ならばレッスンにしてしまえばいいんだな！ と思い立ったのが発端でした。
そして、私以外にも、きっとこの機会を求めている人がいるだろうなと想像できました。
（前置きおわり💐）
さて、先日の若菜晃子さんの文章レッスン。蒸し暑く、どんより曇り空、時々小雨ではありましたが、6名の参加者のみなさま、元気にお集まり下さいました。
初めにみなさまに自己紹介をしていただいたあと、若菜さんから文章レッスンテーマが発表されました。
テーマは「この一週間で心が動かされたこと」。
主催者ではありますが、私もレッスンに参加させていただきました。
11時半から13時まで執筆。原稿用紙に800字以内で文章を完成させます。
私はノートに下書きをしてから、原稿用紙に書くつもりでしたが、13時の時点で書きたいことが800字に収まっておらず、原稿用紙に書く段階には進んでいませんでした。時間制限があると、なんだかあわててしまって伝えたいことがまとまりません。
13:00からお昼休憩。
檸檬の実のイダさんが作ったお料理が運ばれてくると、「うわー！」と歓声。大皿に盛られた鮮やかないろどりのお料理。
若菜さんもご一緒に、みなさんで身の上話などを語りながら、おいしくいただきました。
14時から執筆再開。当初、15時には完成させる予定でしたが、各自ペースが異なるので、完成した人から随時、若菜さんに読んでいただき、参加者同士もそれぞれの文章を回し読みしました。
16時に全員完成。若菜さんから一人一人の文章の感想と、事前にいただいた応募理由をもとにしたアドバイスをいただきました。
若菜さんが一人一人の文章に向き合い、個性を尊重してお話しして下さっていることが、なによりの参加者への贈り物になったのではないかと思います。
👆こちらは私の完成した文章。文章レッスンに1名キャンセルが出て、てんやわんやした話を書きました。いかにもあわてた状況をあわてて書いていることがわかります。若菜さんからは、もっとも伝えたいことを取捨選択し、状況をしぼって書くこと、とアドバイスいただきました。
集まった方々は、若菜さんの文章が好きで、それぞれに若菜さんの作品とのエピソードをお持ちでしたので、吸収することに貪欲だったように感じました。17時にレッスンが終了してからも、若菜さんとのツーショットを撮らせていただいたり、こちらでご用意したカラフル下敷き（原稿用紙の下に敷きました）にサインをしていただいたり、参加者同士でお話が弾んだりとなごやか。帰り際の参加者のみなさまの満足げな表情に感無量でした。
それにしても、7名分の論評を立て続けにおこなわれた若菜さんのお力には脱帽でした。
私にとっても若菜さんにとっても、はじめての試みとなった今回の文章レッスン。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
場を貸して下さり、うきうきするお料理とおみやげを作って下さった檸檬の実のイダマイコさん、心よりありがとうございました。
若菜さんにつきましては、企画をお願いした際、「ええ！私がやるの？ええ？」と驚かれつつも、どなたかのお役に立つのならばと引き受けて下さったこと。感謝しかありません。
また思いつくままに企画を立ててまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします！
長文、お読みいただき、ありがとうございました！
2019
