ちぎり絵*仕事人の顔 vol.7
KILIG vintage(古着屋)
川和田来夢さん
2018年7月から2020年2月にわたり、谷中銀座商店街に店舗を構えていた古着屋の「KILIG vintage」。
店主の川和田来夢(かわわだ・くるむ)さんのヴィンテージ愛にあふれたミニマム空間を私は訪れてすぐ好きになった。
そして2020年2月末、KILIG vintageは千駄木駅・団子坂口から徒歩1分の場所に新装パワーアップオープン。
お店のインスタグラムやHPのオンラインショップに掲載された商品写真と説明からも、来夢さんのヴィンテージ大好き! という気持ちがババーンと伝わってくる。
来夢さんは服の写真を撮ることもお好きということで、服がより魅力的に見える角度や光のあたり方など、撮り方への工夫も凝らされている。
扱う商品は、国内・海外ヴィンテージのレディースもので、海外へヒョイと買いつけに出かける来夢さんのフットワークの軽さと行動力は見ていてすがすがしい。
買いつけ中のインスタグラムでの報告には、来夢さんのやりたいことをまっとうしている充実感にみなぎった様子、異国の町の風景、掘り出されてきたばかりのホヤホヤヴィンテージの数々などがアップされ、一緒に旅している気分になる。
そんなふうにしてやってきたKILIG vintageに並ぶ服たちは、とにかく見ごたえがあるのだ。
「こんな柄、初めて見た!」と思わず興奮してしまうデザインの柄シャツを私も購入したことがあって、そのシャツを身にまとっていると不思議と元気が出る。
今(2020年5月中旬現在)はコロナの影響で店舗は休業中だけれど、オンラインショップは随時更新されているので、そちらをぜひチェックしてみてほしい。
そしてまた、晴れて営業再開のときがきたら、店舗にもぜひぜひ足を運んでいただきたい。
KILIG vintageには、来夢さんのヴィンテージへのときめきとロマンがつまっている。
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KILIG vintage
〒113-0022
東京都文京区千駄木2-34-5-1F
月曜定休
HP * https://www.kilig.jp/
instagram * @kilig_vintage