山脇唯さん

ちぎり絵*仕事人の顔

vol.2 山脇唯さん

俳優であり、脚本家、演出家、ポンポコパーティクラブ代表の山脇唯さん。
山脇さんのことは、彼女が18歳の頃から知っています。

今は、年に一回「ポンポコパーティクラブマーケット」というハンドメイドマーケットを一緒に開催している間柄、半分仕事、半分遊びのジャンルのパートナーでもあります。
山脇さんとは、某芸能学校の同級生で、初めて山脇さんを見たときは、かわいいけれど、なんかこわそうだなと思いました。

当時、彼女はストレートのロングヘア、造りのハデな風貌にふさわしく喜怒哀楽がふりきれていて、ケンカっ早い人でした。
いっぽう私は入学直前、沖縄の西表島に高校時代の友人をたよってサトウキビ刈りの援農隊(ボランティアで農家の手伝いをする)として2週間滞在していたので、やたらと色が黒く、入学直後、同級生の沖縄出身の人に「え? 沖縄出身?」と聞かれるような状態でした。

その日焼けが落ち着いてきた頃、山脇さんについては、今は近寄りがたく、できるなら二人きりになるのは避けたい存在だけれど、いずれこの人と仲良くなるだろうなと、漠然と思うようになっていました。
卒業後は、それぞれの場所で奮闘し、流れ流れて現在に至り、年齢を重ねた分、お互いにまるくなりました。

そして、昔はわかりませんでしたが、山脇さんはやんちゃだったことも関係してくるのか、余計な口出しをせずに人を育てることがうまく、なにかを決めるときにもおおらかにかまえていてくれるので、神経質なところのある私はとてもたすけられています。
しかし、まるくなったとはいえ、感受性の本質的な部分はお互い変わってはいないのではないかとも思います。

どういうことで傷つき、どういうことで歓びを感じるのか、そのあたりの部分を、いろんな場所で、お茶を飲んだり、ごはんを食べたりしながら語らい、確認してきたような気がします。
そのようにして向き合ってきた山脇さんの感受性を私は信頼しています。

生きていて起こるさまざまなことを、ふっと笑いをまじえながら話し合える、私にとってかけがえのない人が山脇唯さんです。
おばあちゃんになっても、クラシックな喫茶店などで茶飲み話をし、その時できるおもしろいことを一緒に叶えていけたら幸せです。

今回、ちぎり絵を作成するにあたり、あらためて、山脇さんの顔写真をじっと見つめましたが、やっぱりハデです。
そして、ちぎり絵は、昔のやんちゃ時代の山脇さんがちょっと表れているような元気な仕上がりになりました。

2018

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