《ちぎり絵*仕事人の顔》
vol.6 チョモランマ山下さん
ちぎり絵*仕事人の顔vol.6にご紹介するのは、ボードゲームファシリテーターのチョモランマ山下(以下:チョモ山さん)さんです。
初めてチョモ山さんにお会いしたのは、東京・谷中のトタンで開催された、お菓子作家・うちやまふみさん企画のチョモ山さんのボードゲーム大会にて。
はじめましてのごあいさつを交わしている最中、チョモ山さんは、話しながら何かを感じとっているように見えました。まるで占い師、もしくは、研究者のような雰囲気でした。 私は15分ほどしかいられなかったのですが、チョモ山さんと2つのゲームで対戦しました。
チョモ山さんは、サクサク無駄なくゲームを説明、おかげさまでスルッとゲームに集中できました。 これがファシリテーター(進行役)を名乗る人の技なのだと思います。
1つ目のゲームは、ドイツのボードゲーム「スティッキー」。木製のリングの中に立てられた3色のスティックを、サイコロを転がし、出た色を1本ずつ順番に引き抜いていき、リングが落ちたら負け。静かにスリルあるゲームです。
2つ目は、韓国の「レイヤーズ」。1枚の絵を見て、どのように絵柄が重なっているのか、手元の5枚の絵柄を重ね合わせて、同じ絵を作るスピードを競うゲーム。
短時間でしたが、ワクワク、集中、スリルを満喫。ちなみに、2試合とも私が勝ちまして、より楽しさを感じさせてもらったように思います。
ゲーム中もチョモ山さんのまっすぐなまなざしが印象的で、お顔のちぎり絵を作ってみたくなり、後日、モデルをお願いしました。
ちぎり絵作成中に気づきました。
チョモ山さん、やはり瞳の美しさが際立っています。この瞳で瞬時に人の本質を見抜いてしまうのでしょう。
ところで、チョモ山さんは、今年(2019年)9月初めに、北スコットランドのフィンドホーンへ、トランスフォーメーションゲーム®︎のファシリテーターの資格を得るために、2週間かけて100時間のトレーニングをされてきました。
トランスフォーメーションゲーム®︎は、参加者それぞれが自己の内面と向き合うゲームになり、ファシリテーターは重要な役割を担うとのこと。セラピー効果もありそうなゲームで興味深いです。
「ゲームを通し、心地よい生き方を提案」することがチョモ山さんの仕事のテーマ。 その場に集まった人たちを楽しみの輪にみちびく人でもあります。
チョモランマ山下さん。
今後のご活躍に大注目です。 チョモランマ山下さんの来歴はこちら。
大学卒業後、メーカー勤務を経て2018年退職。ボードゲームファシリテーターとして、全国各地でゲーム会を開催中。 エムエム・ブックス「声のメルマガ 服部みれいのすきにいわせてッ」AD担当も。 岐阜県郡上市在住。一児の父。
2019